今月の言葉(2017年5月)
※「今月の言葉」は、山門と通用門脇の各掲示板に毎月初めに掲示します。
※恥ずかしながら、住職が揮毫した「言葉」を掲示しています。
「大信心[だいしんじん]は仏性[ぶっしょう]なり
仏性すなわち如来[にょらい]なり」(親鸞聖人作『浄土和讃』より)
和讃全文
信心よろこぶそのひとを
如来とひとしとときたまふ
大信心は仏性なり
仏性すなわち如来なり
※如来・・・仏様のこと
※仏性・・・仏の本性、または仏になる可能性をいう
※大信心・・・他力信心のこと。衆生を涅槃のさとりに至らせるすぐれた徳をもっていることから、このようにいう
現代語訳
信心を得て喜ぶ人のことを、如来と等しいと説かれている。大いなる信心は仏性である。仏性すなわち如来である。
「口がとんがってしまうと 耳がそまつになる 口より耳が大切なのに」
(東井義雄師)
ついつい自己主張をしてしまう口と、他人の主張に出遭う耳。真宗では“聴聞ちょうもん”を大切にする。自ら進んで耳を傾ける「聴」、自然に耳に届く「聞」、いずれも大切だが「聞」を尊ぶ。
<あなたのご宗旨は?>
当寺は、浄土真宗本願寺派(西本願寺、お西)です。
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