宗圓寺(そうえんじ)は、西本願寺のお寺です。名古屋は西本願寺のお寺が少なく、「なかなか西本願寺の寺が見つからない」といわれます。新たに寺をお探しの方、故郷にお手次寺があるけどこの地でお参りできる寺を探したい方、当サイトをご覧いただきましたらどうぞ、宗圓寺にご連絡ください。名古屋の中心に所在しますから、市内全域はもちろんその周辺までお伺いできます。そして何よりも、丁寧な読経を心がけています。
 宗圓寺ホールは、宗旨や業者を問わずどなたでも葬儀にご利用いただけます。落ち着いた雰囲気で、家族葬や小規模葬に最適です。また、ご葬儀以外のご利用にも対応しますので、ご相談ください。
 お参りできる場所があることの安心はとても大きいと思います。当サイトにお越しくださった皆様方との新たなご仏縁に感謝いたします。合掌  宗圓寺住職 

2017/10/01

今月の言葉(2017年10月)

 ※「今月の言葉」は、山門と通用門脇の各掲示板に毎月初めに掲示します。
    (山門脇の「言葉」は、真宗教団連合発行の「法語カレンダー」より)
 ※恥ずかしながら、住職が揮毫した「言葉」を掲示しています。


今月の言葉(A)
「ねてもさめてもへだてなく 南無阿弥陀仏をとなうべし」
                    (親鸞聖人作『正像末和讃』より)

和讃全文
 弥陀大悲の誓願を
  ふかく信ぜんひとはみな
  ねてもさめてもへだてなく
  南無阿弥陀仏をとなふべし

現代語訳
阿弥陀仏の大いなる慈悲の本願を深く信じ る人は、みなともに寝ても覚めても変わりなく南無阿弥陀仏の名号[みょうごう]を称えるがよい。
※名号・・・仏様のお名前。ここでは浄土真宗のご本尊である阿弥陀如来のお名前であり、「南無阿弥陀仏」のこと。



今月の言葉(B)
「家庭に お念仏の灯を」
         (東井義雄師)

お念仏は「南無阿弥陀仏なもあみだぶつ」と称えること。“灯[ともしび]”はあかり。
お念仏をは家庭を照らし、明るくする。暗い家庭ではいけません。暗くては何も見えません。明るければ私も見えるし、家族も見える。私の“我”も見えるし、仏様も見える。私は照らされていました。
お念仏の灯が灯り続くように、お念仏を次代に伝えましょう。なかなかひとりでには伝わっていきません。財産の相続を考えるように、お念仏の相続も考えたいと思います。財産とお念仏では、どちらが暮らしの基本になるのでしょうか。



<“AMD48”をご存知?>

音楽好きの住職ですが、アイドル系はちょいと苦手。今もAKB48の人気は絶大なのでしょうか。
ところで、AKB48やSKE48ならぬ“AMD48”をご存知ですか。
住職が勝手に命名したのですが、AMiDa48、つまり『仏説無量寿経』にある「阿弥陀仏の四十八願」のことです。
浄土真宗のご本尊である阿弥陀仏が仏になる前の修行中、48の誓願を建て、その願いが実現しないうちは仏にならないと誓われました。「本願」といわれる18番目の願(第十八願)が特に重要で、「すべての人をお浄土に生まれさせる」と誓われた“願”です。