今月の言葉(2020年5

※「今月の言葉」は、山門(A)と通用門(B)の各掲示板に毎月初めに掲示します。
   (山門脇の「言葉」は、真宗教団連合発行の「法語カレンダー」より)
※恥ずかしながら、住職が揮毫した「言葉」を掲示しています。
※本年は昨年の「A3仏教」に代わり、当寺をご紹介する画像を加えます。宗圓寺をより身近に感じていただければうれしいです。

昨年まではできる範囲で「今月の言葉」に解説らしきものを添えていましたが、多忙により不本意ながらそれらを省くことにしました。どうか、ご了承ください。
 

今月の言葉(A)

「いだかれてありとも知らずおろかにも
                われ反抗す 大いなるみ手に」  (九條武子師) 


※九條武子・・・1887~1928 本願寺21代明如上人の二女、夫は九条良致、本願寺派における仏教婦人会活動や女性教育の先駆者、京都女子大学の設立に尽力した。関東大震災のときに救護所を開設するなど、社会事業にも精力的に取り組んだ。









今月の言葉(B) 

「自分探し ほどほどに
      自分なくし これからは  
  (みうらじゅん師の言葉を参考に                      

※みうらじゅん・・・1958、京都市生まれ。漫画家、イラストレイター、近年は仏像や仏教に関する著作がある。

(みうら氏が「“自分探し”しすぎ、“自分なくし”を」)とテレビでおっしゃったとある記事で読み、住職がそれを参考にして、勝手に書きました)




[今月の画像]

菩提樹(本堂南側 広小路側にある)

国内の菩提樹は多くの場合、シューベルトの歌曲にある西洋菩提樹(寒いヨーロッパで育つ)。
当寺の菩提樹はお釈迦様がさとりを開かれた場所にあったインド菩提樹(暑いインドで育つ)。
両者は当然種類が違う。地球温暖化、あるいは名古屋が暑いから、ここで育ったのか。もちろん、植えて世話をしてくれた名古屋園芸現社長のご苦労がある。そのご縁でNHK「趣味の園芸」で紹介された。



菩提樹(写真中央)の右隣にしだれ桜、さらに右に蘇鉄がある。