今月の言葉(2020年8月)
※「今月の言葉」は、山門(A)と通用門(B)の各掲示板に毎月初めに掲示します。
(山門脇の「言葉」は、真宗教団連合発行の「法語カレンダー」より)
※恥ずかしながら、住職が揮毫した「言葉」を掲示しています。
※恥ずかしながら、住職が揮毫した「言葉」を掲示しています。
※本年は昨年の「A3仏教」に代わり、当寺をご紹介する画像を加えます。宗圓寺をより身近に感じていただければうれしいです。
昨年まではできる範囲で「今月の言葉」に解説らしきものを添えていましたが、多忙により不本意ながらそれらを省くことにしました。どうか、ご了承ください。
「不安はわたしのいのちやもん
昨年まではできる範囲で「今月の言葉」に解説らしきものを添えていましたが、多忙により不本意ながらそれらを省くことにしました。どうか、ご了承ください。
今月の言葉(A)
「念仏もうすところに
立ち上がっていく力があたえられる」(西元宗助師)
※西元宗助[にしもと・そうすけ]・・・鹿児島県に生まれる(1909~19921990)、京都府立大学名誉教授(教育学)、1960年ペスタロッチ賞、1987年西本願寺名誉総裁賞受賞。著書に、『歎異抄的世界』『宗教と教育とのあいだ』『み仏の影さまざまに』『被差別部落と教育と宗教』など。住職の大学入学時、新入生対象の講演会講師が西本先生でした。演台に立たれての開口1番、ご自身の下半身を指さされて「私はこれを何度もちょん切ってしまいたい、と思ったのです」と話されました。驚きの大学生活の出発でした。
(ご往生の年を訂正しました。誤記を公開して誠に申し訳ございませんでした。
ご指摘に感謝申し上げます。2021/6/10)
今月の言葉(B) 「不安はわたしのいのちやもん
不安とれたら生きようがないわ」(山崎ヨン師)
※山崎ヨン[やまざき・よん]・・・2002年、石川県金沢市在住された70歳のお婆さん。聾唖の娘さんと二人、一代、苦節を生き抜かれたという。松本梶丸大谷大学名誉教授編著『生命の大地に根を下ろし 親鸞の声を聞いた人たち』に紹介されているそうです。それ以上詳しくは存じ上げません。
[今月の画像] 宗圓寺 食堂
「食堂じきどう」は名前のとおり、法要後などの食事(お斎おとき)の場所です。
椅子で最大50席。会議等の各種催しも可能で、テーブル不要の時、席数はかなり増えます。
食堂は本堂と同じ2階にありますが、専用の玄関と階段があります。
中央正面のお内仏ご本尊は宗祖親鸞聖人直筆の「南無阿弥陀仏」を彫ったもので、壁には住職の恩師篠田昭二先生の板書(版画の制作方法での書)作品を展示しています。
食堂 |
食堂のご本尊 |
食堂のご本尊 親鸞聖人筆「南無阿弥陀仏」 |
篠田先生「壺」 |
同「始平公造像記」模刻 |
同「花」 |