今月の言葉(2020年10


※「今月の言葉」は、山門(A)と通用門(B)の各掲示板に毎月初めに掲示します。
   (山門脇の「言葉」は、真宗教団連合発行の「法語カレンダー」より)
※恥ずかしながら、住職が揮毫した「言葉」を掲
示しています。
※本年は昨年の「A3仏教」に代わり、当寺をご紹介する画像を加えます。宗圓寺をより身近に感じていただければうれしいです。

昨年まではできる範
囲で「今月の言葉」に解説らしきものを添えていましたが、多忙により不本意ながらそれらを省くことにしました。どうか、ご了承ください。


今月の言葉(A)
  
念仏とは 自己を 発見することである 
              (金子大榮師)

           

金子大榮[かねこ・だいえい・・・)新潟県出身(1881~1976)、真宗大谷派(お東)僧侶、大谷大学名誉教授、仏教思想家。曽我量深とともに近代教学の基礎を構築した。


今月の言葉(B) 

仏様にはいらない ソーシャルディスタンス
                       
           



[今月の画像] 書院・茶室

書院:
広小路に面し、窓の外にはしだれ桜が目の前に迫る。
参詣者への呈茶、控にしている。
床の間と琵琶台が並び、床柱はツガ、床縁は正真正銘松の赤身。
欄間は、今は無き宗圓寺の象徴である銀杏の大木を挽いた二間通しの一枚もの。

茶室:
日頃は講師控室に使用している。
床の間の敷込板には上記銀杏の二枚接ぎ。
松の床柱、杉のノネ板(剥ぎ板)に白竹の竿天井、萩の落天井など。

※ いずれも30年前の建築時に、前住職が趣向を凝らした部屋である。
(実は建物全体に言えるが)

書院(左奥に床の間と琵琶台)
          
書院の欄間

茶室の床の間

茶室の天井

在りし日の大銀杏(戦前)