今月の言葉(2021年2

※「今月の言葉」は、山門(A)と通用門(B)の各掲示板に毎月初めに掲示します。
   (山門脇の「言葉」は、真宗教団連合発行の「法語カレンダー」より)
※恥ずかしながら、住職の
揮毫でご紹介しています。
※当寺をご紹介する画像を添えています。宗圓寺をより身近に感じていただければうれしいです。


今月の言葉(A)

「念仏者の人生は
   まさに慚愧歓喜の交錯
             (梯実圓師) 

※梯実圓[かけはし・じつえん]・・・1927~2014,兵庫県出身。浄土真宗本願寺派勧学、浄土真宗教学研究所元所長、行信教校名誉校長。著書多数。
※勧学・・・本願寺派学階の最高位
※行信教校・・・本願寺派認可の僧侶養成、専門的な勉学のための仏教学院。大阪府高槻市にある。
※慚愧[ざんぎ]・・・罪を恥じること
※歓喜[かんぎ]・・・よろこびのこと。親鸞聖人は、必ず実現すると定まっている往生を待望して喜ぶことの意とした。


今月の言葉(B)

生かされる
   いのち尊し
     けさの春中村久子師)
           
中村久子[なかむら・ひさこ]・・・1897~1968,高山市生まれ。両手足切断というハンディを持ちながら自立した生活を送る。作家でもある。興行芸人として見世物小屋で働く。「『無手無足』は仏より賜った身体。生かされている喜びと尊さ(を感じる)」と感謝の言葉を述べた。ヘレン・ケラー女史と出会い、「私より不幸な人、私より偉大な人」と称賛された。『歎異抄』に出遭う。




[今月の画像] 宗圓寺墓地(千種区平和公園内)

   ※詳しくは→こちら

宗圓寺墓地の入口

屋根は休憩所

「宗圓寺墓地」看板の裏面

休憩所横から見上げる

最上段から見下ろす(屋根の向こうの道路左右は他寺墓地)
          
        

宗圓寺代々住職の墓

墓地内の休憩所と給水所

以下は墓地に咲く花々