今月の言葉(2021年12

※「今月の言葉」は、山門(A)と通用門(B)の各掲示板に毎月初めに掲示します。   (山門脇の「言葉」は、真宗教団連合発行の「法語カレンダー」より)
※恥ずかしながら、住職の揮毫でご紹介しています。
※当寺をご紹介する画像を添えています。宗圓寺をより身近に感じていただければうれしいです。
  
今月の言葉(A)

「今日である
 あること難き今日である
           (藤代聡麿                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       

藤代聡麿[ふじしろ・としまろ]・・・1911~1993?,真宗大谷派の僧侶 、著書多数。



今月の言葉(B)

一寸さきは闇という
 よくみれば
 その闇は私の中にある
           榎本栄一

※榎本栄一[えのもとえいいち]・・・1903~1998,兵庫県淡路島出身。浄土真宗に帰依して念仏のうたと称する仏教詩を書く。1994年仏教伝道文化賞受賞、著書多数。




[今月の画像]  御絵伝』

今年の報恩講法要が11月23日無事にお勤めできました。ただ、コロナ感染を心配して一般の方の参詣をご遠慮いただきました。申し訳ございませんでした。
その報恩講法要には、親鸞聖人の生涯を絵に表した『御絵伝』を本堂に奉懸します。絵の下から上に時の流れが表現されています。

現本堂に奉懸する『御絵伝』
本来4幅のものを1幅にまとめて描かれている

戦前の本堂に奉懸された旧『御絵伝』4幅中の1幅
空襲からの避難によって傷んでしまった

親鸞聖人お得度の様子(旧『御絵伝』より)

親鸞聖人ご往生後の火葬の様子と御廟(旧『御絵伝』より)

旧『御絵伝』の木箱

旧『御絵伝』の木箱(左の拡大)
寄進してくださったご門徒の法名がある


旧『御絵伝』のお軸の裏面
願主は当時の住職