今月の言葉(2022年7

※「今月の言葉」は、山門(A)と通用門(B)の各掲示板に毎月初めに掲示します。   (山門脇の「言葉」は、真宗教団連合発行の「法語カレンダー」より)         ※恥ずかしながら、住職の揮毫でご紹介しています。                 ※当寺をご紹介する画像を添えています。宗圓寺をより身近に感じていただければうれしいです。


今月の言葉(A)

「この心も身も全部
  如来からのいただきもの
             (大峯顯師                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       

大峯顯[おおみね あきら]・・・1929~2018、日本の哲学者、浄土真宗僧侶、俳人。文学博士(京都大学・論文博士・1976年)。
※如来・・・真如より現われ来った者、あるいは真如をさとった者の意で、仏のこと。



今月の言葉(B)

私どもの生活は 
  恩をうくる生活であると同時に
   恩に報ゆる生活である」 
             (暁烏敏                   

※暁烏 敏[あけがらす はや]・・・1877~1954、真宗大谷派の僧侶・宗教家。 
 
                       

[今月の画像]  宗圓寺の本堂

【すぐ下の写真参照】
本堂には内陣(ないじん ご本尊を安置)と外陣(げじん 参詣席)があり、当寺はそれぞれ20畳と32畳、その境に段差がないのが特徴です。また、本来は内陣の左右に余間がありますが、省いています。現在は内・外陣とも椅子席で、席の間隔を空けています。ご本尊の阿弥陀如来様は中央の須弥壇しゅみだん上、宗祖親鸞聖人と永代経法名軸(永代経志志納者の法名を記載)は左右脇壇に安置しています。

本堂内陣(板の間)と外陣(畳の間)、境に段差がない

内陣中央のご本尊阿弥陀如来

阿弥陀様は須弥壇の上にいらっしゃる

阿弥陀様がいらっしゃる須弥壇

須弥壇の一部を拡大

左脇壇(ご本尊阿弥陀様の左手)の親鸞聖人

右脇壇の法名軸

報恩講のときには、右脇壇に法名軸に代わって
『御絵伝』が奉懸される