今月の言葉(202211

※「今月の言葉」は、山門(A)と通用門(B)の各掲示板に毎月初めに掲示します。   (山門脇の「言葉」は、真宗教団連合発行の「法語カレンダー」より)         ※恥ずかしながら、住職の揮毫でご紹介しています。                 ※当寺をご紹介する画像を添えています。宗圓寺をより身近に感じていただければうれしいです。


今月の言葉(A) 

たとえ一人になろうとも

  仏はあなたと共にある

       (雪山隆弘師)                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      

雪山隆弘・・・昭和15年生まれ。大阪・高槻市の利井常見寺の次男として生まれる。ジャーナリスト生活10年。昭和48年に僧侶(浄土真宗本願寺派)の資格を取得し翌年行信教校に学び、続いて伝道院。同年より本願寺布教使として教化活動に専念する。平成2年往生。


今月の言葉(B)

一番はもちろん尊い
  しかし一番より尊いビリがある(東井義雄師                   

※東井義雄[とおい・よしお]・・・兵庫県出身(1912-1991)の著名な教育者(主に小・中学校 校長先生もなさった)で、浄土真宗僧侶。 



                    



[今月の画像]  当寺打敷[うちしき]

法要時に本堂や仏壇内の卓に掛けて仏様をお飾り(荘厳)する装飾布を「打敷」という。その由来は、尊いお釈迦の座所を妙服などの美しい敷布で飾ったことによる。
現在本堂に掛けているのは疎開させて戦災を免れた古いもの。
写真下(昭和12年製)の正方形のものを「大・小」2枚に仕立て直している。写真上の2枚の上がその「大」だが、下の一回り大きいもの(明治35年製)は戦前の本堂に用いたもので、現在より大きな本堂だったことが推測できる。


下の打敷は戦前の旧本堂に使用されたもの。
旧本堂の大きさが想像される。

普通は三角形の打敷だが、本来はこのように正方形だった

旧本堂の大きな正方形の打敷から、
現在の本堂の大きさに合わせて大小2枚の打敷を作った
日常的に掛けている打敷、昭和12年製

これも日常的に掛けている打敷
明治35年製

報恩講法要の打敷

永代経法要の打敷

元旦会の打敷

新しい打敷