今月の言葉(2024年8

※「今月の言葉」は、山門(A)と通用門(B)の脇に月替わりで掲示します。

※(A)の言葉は真宗教団連合発行の「法語カレンダー」から、(B)は今年1年、東井義雄師の言葉を取り上げています。

※恥ずかしながら、住職の揮毫でご紹介します。

◆公開が遅れました。失礼しました。


今月の言葉(A) 

私たちの人生の争いはいつも 善と善との争いだ
          (宮城 顗師)

※宮城 顗[みやぎ しずか]・・・京都市に生まれる(1931~2008)、九州大谷短期大学名誉教授、真宗大谷派僧侶


今月の言葉(B)

悪人正機 この私がめあて  
          (東井義雄師               

悪人正機・・・阿弥陀仏の平等の慈悲を表す語。正機ショウキとはまさしきめあて(対象)という意で、阿弥陀仏の本願による救いは自らの力で迷いを離れることができないもの(悪人)のためにあることをいう。

東井義雄とうい・よしお]・・・1912~1991、日本の教育者、浄土真宗僧侶。 兵庫県豊岡市但東町佐々木にある浄土真宗の東光寺に生まれる。小学校教師として村を育てる教育を実践。ペスタロッチ賞、平和文化賞、小砂丘忠義賞、文部省教育功労賞受賞。