今月の言葉(2024年10

※「今月の言葉」は、山門(A)と通用門(B)の脇に月替わりで掲示します。

※(A)の言葉は真宗教団連合発行の「法語カレンダー」から、(B)は今年1年、東井義雄師の言葉を取り上げています。

※恥ずかしながら、住職の揮毫でご紹介します。


今月の言葉(A)

人間が人間だけでやっていく
    現代の問題はそこにある
          (安田理深師)

※安田理深[やすだ りじん]・・・兵庫県生まれ(1900~1982) 仏教学者・浄土真宗大谷派僧侶 私塾「相応学舎」主宰)、青年時代は禅やキリスト教などを学ぶが、金子大栄の著作に影響を受けて1924年大谷大学に入学。曽我量深に師事する。
今月の言葉(B)

光に遇うと
  光をもたない
   星までが
    輝きを放つ  
          (東井義雄師           

東井義雄とうい・よしお]・・・1912~1991、日本の教育者、浄土真宗僧侶。 兵庫県豊岡市但東町佐々木にある浄土真宗の東光寺に生まれる。小学校教師として村を育てる教育を実践。ペスタロッチ賞、平和文化賞、小砂丘忠義賞、文部省教育功労賞受賞。