今月の言葉(2025年2

(A)「『名号』は

    私たちの地獄に響く

      阿弥陀のいのち(高史明師)



高史明コ・サミョン/こう・しめい]・・・ 1932~2023、在日朝鮮人二世の小説家。12歳で自殺した一人息子の岡真史の遺稿詩集『ぼくは12歳』を妻の岡百合子との編纂で刊行、当時大変話題になった。その後、親鸞と『歎異抄』の教えに帰依し、著作のほか講話活動も行う。


(B)よろこびのたねをはぐくもう
             (東井義雄師  

         
東井義雄とうい・よしお]・・・1912~1991、日本の教育者、浄土真宗僧侶。 兵庫県豊岡市但東町佐々木にある浄土真宗の東光寺に生まれる。小学校教師として村を育てる教育を実践。ペスタロッチ賞、平和文化賞、小砂丘忠義賞、文部省教育功労賞受賞。

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※「今月の言葉」は、山門(A)と通用門(B)の脇に月替わりで掲示します。

※(A)の言葉は真宗教団連合発行の「法語カレンダー」から、(B)は今年も東井義雄師の言葉を取り上げることにしました。

※恥ずかしながら、住職の揮毫でご紹介します。